2023.07.18

高齢者(シニア)のSNS利用率が増加中!【シニア向けSNSを紹介!】

「SNS」と聞くと若者が利用しているイメージが強いと思いますが、最近では高齢者の方のインターネット利用率も上がり、SNSを利用している方が増えてきました。ここでは、そんな高齢者のSNS事情やインターネット利用率について解説します。

高齢者(シニア)のインターネット事情は?

シニアのインターネット利用率

出典:令和4年通信利用動向調査

上のグラフは、年代別にインターネット利用状況を出したものです。
総務省が公表する「令和4年通信利用動向調査」によると、令和4年度の 60〜69歳のシニア層のインターネット利用率は86.8% にも上ります。70〜79歳においても65.5%という結果になってます。
また50~59歳では、95.4%とほとんどの人がインターネットを利用していることが分かります。

シニアのインターネット機器別の利用率

出典:令和4年通信利用動向調査

上のグラフは、年代別にインターネット機器別の利用率を算出したものです。
スマートフォンの普及がパソコンを上回っており、シニア・中高年層に該当する50〜59歳は86%、60〜69歳は73%、70〜79歳は46%のスマートフォン利用率を誇ります。また、パソコンは50〜59歳は60%、60〜69歳は51%、70〜79歳は32%という結果になっています。

シニアのインターネット利用目的

上のグラフは、年代別にインターネット利用目的を算出しているものです。
50歳以上のシニア・中高層がが使用する目的は、多岐に渡り 「電子メールの送受信」「情報検索」「SNS利用」 がトップにランクインしています。その他にも「商品・サービスの購入・取引」や「ホームページやブログの閲覧」など様々な用途で利用されています。

高齢者(シニア)のSNS利用率は?

【統計調査】
SNS利用率・主要SNS

出典:令和4年通信利用動向調査

シニア世代のSNS利用率は、直近伸び率が高く、令和4年度の60〜69歳のシニア層のSNS利用率は73.4%にも上ります。
70〜79歳においても63.9%という結果になってます。
また50~59歳では、81.9%と多くの人がSNSを利用していることが分かります。
また、利用目的は「従来からの知人とのコミュニケーションのため」の割合が最も高いです

【趣味人倶楽部調査結果】
SNS媒体利用ランキング

質問:趣味人倶楽部以外のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使っていますか。

※「趣味人倶楽部」でアクティブシニア543名にアンケート調査を行った結果(2020年実施)

高齢者向けSNSの「趣味人倶楽部」でアクティブシニア543名にアンケート調査を行った結果、上記の結果となりました。
高齢者のSNS利用率は、 第一位がLINE、第二位がFacebook、第三位がTwitter という結果になりました。使っていない割合は19.3%という結果となっていることから、80%以上の方はSNSを複数利用し、さまざまなコンテンツを楽しんでいることがわかります。またLINEの普及には、ガラケーの製造終了や3G回線終了に伴い、家族や友人と連絡を取り合うために普及が進みました。

高齢者(シニア)向けの人気SNSを4選紹介!

若者を含めた全世代が利用するSNSだけでなく、「高齢者向けのSNS」も注目を集めています。
操作が簡単なものや、シニア層の興味を引くコンテンツが多くあるのが特徴です。ここでは4つの高齢者向けSNSを紹介します。シニアマーケティングにおいて、Webでのアプローチを検討されている方は必見です。

趣味人倶楽部

趣味人倶楽部とは、 弊社が運営している月間3,000万PV、会員数36万人を誇るカラオケ・食・旅・スポーツなど共通の趣味を介して交流するSNS です。

主に「子育てが落ち着いてきた50代後半の女性、リタイア前後の60代前半の男性」が多数を占め、会員の約40%が4半期に1回以上、国内旅行に行くなどい比較的アクティブな方が集まっています。また、不安なく過ごせるよう、健康意識の高い会員が多い方が多いのも特徴的です。
デジタルリテラシーの高い高齢者の方々が集まるSNSサービスとなっています。

趣味人倶楽部では、会員であるアクティブシニア36万人に様々な手法でアプローチが可能です。
また、シニア層へのインタビューを年間200件、シニア市場の調査と研究を数多く実施してきております。
弊社では、日本最大級である、「月間3000万PVのシニアSNS運営」のノウハウを元に、シニア向け施策の戦略設計、集客施策、サイト開発、CRMなど幅広いニーズに対応ができます。シニア向けの調査・リサーチを検討している方は、日本最大級のシニアSNS運営で培った経験と実績を持つオースタンスにご相談下さい。



らくらくコミュニティ

 

出展:らくらくコミュニティ

「らくらくコミュニティ」は、いろいろな人と共通の趣味や話題を通じて交流することができる、インターネット上のコミュニケーションの場です。
専門のスタッフが24時間投稿内容をチェックしているため、個人情報の漏洩やお客様間のトラブルの発生を未然に防ぐことができます。

また、ゲームサービスも充実しているのも大きな特徴のひとつ。頭を使って楽しむ脳トレゲームなどを多数用意しているので、様々なゲームで飽きずに楽しむことができます。その他、新聞社などから提供されるニュース配信や、公式キャラクターが発信する特集記事などもあります。

Slownet

出展:Slownet

Slownet(スローネット)は『始める』、『繋がる』をテーマとしたセカンドライフを楽しむアクティブシニアのためのコミュニティーサイトです。

60代、70代を中心に約8万人の方が登録しているこちらは、趣味がない、同世代との交流が欲しいと思う方々に交流や趣味探しをサポートしています。
アクティブシニアがセカンドライフを楽しむ為に必要な健康・お金・趣味・学び・体験など、「始める」行動力をサポートしセカンドライフを「楽しむ」ことを応援するコミュニティサイトです。
運営事務局から会員の方に向けて、有益な情報や楽しめるコンテンツを発信しているのが特徴です。

ナビトモ


出展:ナビトモ

ナビトモは、今年で開設20周年を迎えた“アクティブシニアの生き方探し、友達作りを応援するコミュニティサイトです。毎月1万人以上のアクティブシニアが集まり、趣味の発表やブログの公開、サークル活動など活発な交流が行われています。

また、ブログやギャラリーを通して、他のアクティブシニアがどのように生活しているのか、どういった趣味を持っているのかを知る事もでき、趣味をお探しの方や何か新しい事にチャレンジをしたい方がご活用しているWebメディアです。

まとめ

現在は若者の利用が中心のSNSですが、インターネットやスマートフォンの利用率が上がることによって、高齢者のSNS利用率も徐々に増えてきています。インターネット上でのコミュニティの場になったり、趣味で繋がる場になったりと、今後も活用の幅は広がっていくでしょう。

高齢者層へのアプローチの手段として、SNSの活用を考えてみてはいかがでしょうか?

シニアDXラボ|シニア向け専門メディア

趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスが保有するシニアの行動データや課題解決の知見を元に、シニアの研究をする専門家に参画いただき、共同で研究を推進します。シニア世代へのマーケティング活動のノウハウや、調査結果や行動特性の研究内容、リサーチ資料などを展開しているので、興味がある方はこちらからご確認ください。

 

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