【高齢者ビジネス成功事例】シニア市場の攻略方法とは?
2023.03.01
高齢者のSNS利用率が増加中! 【高齢者向けSNS 4選】
「SNS」と聞くと若者が利用しているイメージが強いと思いますが、最近では高齢者の方のインターネット利用率も上がり、SNSを利用している方が増えてきました。ここでは、そんな高齢者のSNS事情について解説します。
目次
高齢者のインターネット利用率は90%以上!
▼出展
総務省(平成30年通信利用動向調査)
上のグラフは、年代別にインターネット利用状況を出したものです。
高齢者(60歳〜69歳)の利用率は90.5%となっています。また、50~59歳を見ると97.7%と、ほとんどの方がインターネットを利用していることがわかります。これからは、「インターネットは若者が利用するもの」というイメージが次第になくなり、高齢者を含めたあらゆる方が利用するものに変わっていくでしょう。
約8割の高齢者が、スマホへ移行している
▼出展
MMD研究所
こちらは、2012年から2020年の期間でみられた、60歳以上の方のスマートフォン利用率の変化を表すデータです。2020年時点では77%となっており、6年間で半数以上がフューチャーフォン(ガラケー)からスマートフォンへ移行しました。
この大きな要因のひとつが、コミュニケーションツール「LINE」の普及です。LINEはスマートフォンでしか利用できないため、家族や友人と連絡を取り合うために、乗り換えたという方も多くいることが考えられます。他にも、ガラケーの製造終了や3G回線が終了する、という点も大きく影響していると考察できます。このような要因からも、スマートフォン利用率はこれから徐々に上がっていくでしょう。
高齢者が使うSNSとは?利用率を調査!
高齢者向けSNSの「趣味人倶楽部」でアクティブシニア543名にアンケート調査を行った結果、下記の結果となりました。(2019年12月に実施)
参考記事:趣味人倶楽部とはどんなメディア?シニア向け施策に最適な理由とは
質問:趣味人倶楽部以外のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使っていますか。
高齢者のSNS利用率は、第一位がLINE、第二位がFacebook、第三位がTwitterという結果になりました。
使っていない割合は19.3%という結果となっていることから、80%以上の方はSNSを複数利用し、さまざまなコンテンツを楽しんでいることがわかります。
高齢者向けSNS 4選!
若者を含めた全世代が利用するSNSだけでなく、「高齢者向けのSNS」も注目を集めています。
操作が簡単なものや、シニア層の興味を引くコンテンツが多くあるのが特徴です。ここでは4つの高齢者向けSNSを紹介します。シニアマーケティングにおいて、Webでのアプローチを検討されている方は必見です。
趣味人倶楽部
出展:趣味人倶楽部
「趣味でつながる、仲間ができる、大人世代のSNS」というコピーの通り、
カラオケ・食・旅・スポーツなど共通の趣味を介して交流するSNSです。
「子育てが落ち着いてきた50代後半の女性、リタイア前後の60代前半の男性が多数を占める、おとな世代を中心とした会員構成」、「会員の約40%が4半期に1回以上、国内旅行するなど旅行への関心が高い。また、不安なく過ごせるよう、健康意識の高い会員が多い」など、比較的アクティブな方が多いのが特徴です。
また、会員さまによってさまざまなコミュニティが自主的に立ち上げられており、その中で知見の交換や積極的な交流がおこなわれているのも、大きな特徴のひとつ。デジタルリテラシーの高い高齢者の方々が集まるSNSサービスとなっています。
らくらくコミュニティ
出展:らくらくコミュニティ
「らくらくコミュニティ」は、いろいろな人と共通の趣味や話題を通じて交流することができる、インターネット上のコミュニケーションの場です。
専門のスタッフが24時間投稿内容をチェックしているため、個人情報の漏洩やお客様間のトラブルの発生を未然に防ぐことができます。
また、ゲームサービスも充実しているのも大きな特徴のひとつ。頭を使って楽しむ脳トレゲームなどを多数用意しているので、様々なゲームで飽きずに楽しむことができます。
Slownet
出展:Slownet
Slownet(スローネット)は『始める』、『繋がる』をテーマとしたセカンドライフを楽しむアクティブシニアのためのコミュニティーサイトです。
60代、70代を中心に約8万人の方が登録しているこちらは、趣味がない、同世代との交流が欲しいと思う方々に交流や趣味探しをサポートしています。
アクティブシニアがセカンドライフを楽しむ為に必要な健康・お金・趣味・学び・体験など、「始める」行動力をサポートしセカンドライフを「楽しむ」ことを応援するコミュニティサイトです。
運営事務局から会員の方に向けて、有益な情報や楽しめるコンテンツを発信しているのが特徴です。
ナビトモ
出展:Slownet
ナビトモは、今年で開設20周年を迎えた“アクティブシニアの生き方探し、友達作りを応援するコミュニティサイトです。毎月1万人以上のアクティブシニアが集まり、趣味の発表やブログの公開、サークル活動など活発な交流が行われています。
また、ブログやギャラリーを通して、他のアクティブシニアがどのように生活しているのか、どういった趣味を持っているのかを知る事もでき、趣味をお探しの方や何か新しい事にチャレンジをしたい方がご活用しているWebメディアです。
まとめ
現在は若者の利用が中心のSNSですが、インターネットやスマートフォンの利用率が上がることによって、高齢者のSNS利用率も徐々に増えてきています。インターネット上でのコミュニティの場になったり、趣味で繋がる場になったりと、今後も活用の幅は広がっていくでしょう。
高齢者層へのアプローチの手段として、SNSの活用を考えてみてはいかがでしょうか?
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https://prtimes.jp/main/html/
もともと趣味人倶楽部は、直接顔を合わせる「オフラインでのイベント」が活発に行われている媒体でした。
しかし昨今は、新型コロナウィルスの影響によって、それらのイベントがほとんど中止に。また、そもそも「外出」までもが危ぶまれてしまいました。
そこで、わたしたち趣味人倶楽部の運営事務局は、会員のみなさまに向けて「Zoomの使い方」や「オンラインイベントの開催方法」などを積極的にアナウンスしていきました。
また、運営事務局と会員さまとで積極的なコミュニケーションを取りながら、オンラインイベントでつまずきやすい点、わかりづらい点を議論しつつ、「マニュアルの作成」なども行っております。
その結果、ひと月に100回以上のオンラインイベントが自発的に開かれており、そこには約1,000人の会員の方々が参加してくださっています。
この実績をもとに、わたしたち趣味人倶楽部では「シニア×オンラインイベント」の施策提案をおこなっております。各企業のみなさま、ぜひともお気軽にご相談ください。
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