シニアDX推進

2023.07.19

シニア(高齢者)向けの雑誌・媒体7選!効果的なアプローチ方法を解説!

現在、日本では高齢化が進んでおり、シニア層の人口が増え続けています。
また、高齢者の市場規模は100兆円を越えていることがわかっていることから、高齢者をターゲットにした商品やサービスが増えています。
高齢者へのアプローチを検討する際、以前であれば、テレビCMや新聞広告などマス広告に出稿することが効果的でした。
しかし最近では、インターネットの普及により、PCやスマートフォンを使うシニアが増えていることから、一概にマスメディアだけが正解とも言えない状況になっています。
ここでは、マス広告以外で高齢者へ適正なアプローチができる媒体を紹介しつつ、高齢者向けにアプローチする際の訴求ポイントについても解説していきます。

シニア向けの雑誌ランキング

ハルメク|女性向け情報誌

出典: ハルメク

ハルめくは、50代からの女性が前向きに明るく生きるために「健康、美容、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビュー」などの幅広く情報が掲載されている雑誌です。
購読者の平均年齢は68.3歳と、60代や70代からも支持を得ており、大人女性ののリアルな悩みや思いを徹底的に調査して、発信しています。
現在、定期購読者数が50万人(※日本ABC協会発行社レポート(2022年1月~6月))を超え、かなり多くのシニア女性に支持されています。

婦人の友|女性向け情報誌

出典: 婦人乃友社

婦人の友は、ファッション、美容、料理、インテリア、健康、家庭、育児、エンターテイメントなど、多岐にわたるジャンルの情報を発信している雑誌です。
1912年から創刊されており、何世代と読み受け継がれてきた長寿雑誌で、多くの方に支持されています。

毎日が発見|女性向け情報誌

出典: 毎日が発見ネット
毎日が発見は、50代以上の女性をターゲットにした直販の月刊誌です。「健康寿命の延伸」を目的とし、「健康」「アンチエイジング」「エンターテインメント」の3本柱で特集や連載企画を構成しています。医療、健康、運動、介護、美容、レシピなどをメインに、暮らしを豊かに楽しくするジャンルで情報をお届け。平均読者年齢は67.9歳で、購読者の95%が女性の雑誌になっています。

DiscoverJapan|男性向け情報誌

出典: DiscoverJapan

DiscoverJapanは、陶磁器や染物、建築、食、祭りなどの、日本のモノ、コト、場所、人の魅力を再発見する雑誌です。
伝統文化や風景を、美しい写真と併せて分かりやすく発信されています。

シニア向けの媒体ランキング

趣味人倶楽部|会員数36万人を誇るオンラインSNS

趣味人倶楽部とは、 50~70代を中心とした月間3,000万PV、115万UUを誇る「おとな世代」向けのSNS です。毎月、約1,600回のリアルイベント、約100回のオンラインイベントが開催されていて、旅行・カメラ・ゴルフ・カラオケ等で交流するアクティブ層が多いのが特徴です・。

現在は新型コロナウイルスの感染拡大もあり、オフラインの交流だけでなく、オンラインでの交流・イベントがとても多くみられています。
また、ECによる購買活動にも積極的なユーザーが多く、会員さまの半数以上が、月に5,000円以上のネット決済をおこなっているというデータがあります。

趣味人倶楽部では、会員であるアクティブシニア36万人に様々な手法でアプローチが可能です。
また、 シニア層へのインタビューを年間200件、シニア市場の調査と研究を数多く実施 してきております。
弊社では、 日本最大級である、「月間3000万PVのシニアSNS運営」のノウハウを元に、 シニア向け施策の戦略設計、集客施策、サイト開発、CRM など幅広いニーズに対応ができます。 シニア向けの調査・リサーチを検討している方は、日本最大級のシニアSNS運営で培った経験と実績を持つオースタンスにご相談下さい。

サライ|ライフスタイルメディア

出典: サライ

『サライ.jp』は、ライフスタイル月刊誌『サライ』 (小学館)の公式Webメディアです。
本誌『サライ』と同様に、知的好奇心の高い本物志向の ユーザーを対象に、旅行、美味、モノ、趣味、健康、暮らし、文化・教養、ペット、イベントなど、幅広い世代の興味関心にこたえるオリジナル記事を日々発信しています。

おしるこ|会員数5万人のシニアコミュニティアプリ

出典: おしるこ

約6万人の会員が在籍している50位以上限定のシニア・中高年向けのSNSです。
ログインポイントや日記投稿時にポイントが付き、貯めたポイントで健康食品・美容商品・食品などの商品と交換できる機能があり、ユーザー同士に交流しています。

シニア層へ効率的にアプローチするには?

次に、高齢者へ向けて実際にアプローチする際にどのような訴求軸で届けると効果が高いのか、実際の事例も踏まえながら解説します。

関心のあるテーマで訴求

シニア層へ効率的にアプローチするには、シニア層が関心のあるテーマでアプローチをすることが重要です。
弊社では年間300名の趣味人倶楽部の会員様とインタビューを実施しておりまして、その中で見つけた関心のあるテーマを紹介します。

健康

とあるアンケートでは、60代の高齢者の方のうち約7割が「健康に対して不安を感じている」と答えています。他にも、趣味人倶楽部内のアンケートでは、約90%の方が「健康に関心がある」と答えています。実際にインタビューの中で「疲れやすくなってきてて、なんとかできないか色々試行錯誤してるんだよね」「目が見えにくくなってきて、家の中で転んだり生活で支障をきたすことが多くなってきたわ」という声をお聞きすることが多く、多くの方が健康に関心があります。

趣味

今まで仕事や育児に専念してきた、お金や時間にゆとりのある高齢者の方は、「いつかやってみたい」と心のどこかで思っていたことや新しい趣味などを探しています。
弊社が行った50歳以上×100人で作るダンスの舞台 「おとな公演」 でのアンケート結果では、「新しいことを始めたいから参加した」という方が78%もいらっしゃいました。 ただ、「新しいことを始めたいけれど、知らない場所に一人で飛び込むのは不安」という方も多いため、初めてでも安心して参加できる企画や場所を作ることが重要です。

アナログとデジタル活用してアプローチ

効率的にシニア層にアプローチするには、アナログとデジタルの両方を取り入れる必要があります。
シニア層のインタネット利用率が高まってはいるものの、頻発に利用されている情報通信機器はテレビです。
また、情報収集ではテレビやスマートフォン以外に新聞やチラシ等も積極的に活用されているため、アナログとデジタルを併用してアプローチするのが効果的です。

まとめ

一口に「シニア」とは言っても、上で述べた通り、年齢層や媒体によってその特徴は変わってくるもの。どのような性格で、どのような人生を歩んできたのか、介護を必要としているのか、していないのかなど、様々な要因によって明らかな違いがあります。
商品やサービスのターゲットの年齢やペルソナを具体的にイメージし、適切なアプローチ方法をしっかり検討することが大切となってきます。

シニアDXラボ|シニア向け専門メディア

趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスが保有するシニアの行動データや課題解決の知見を元に、シニアの研究をする専門家に参画いただき、共同で研究を推進します。 シニア世代へのマーケティング活動のノウハウや、調査結果や行動特性の研究内容、リサーチ資料 などを展開しているので、興味がある方は こちら からご確認ください。