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公開日: 2026.08.31

更新日: 2026.08.31

シニア向けメディア・媒体おすすめ7選|Web・雑誌の特徴と高齢者に届く選び方を解説

シニア向けの商品やサービスを扱う企業から、「どのメディアなら狙った層に届くのか」という相談が絶えません。かつてはテレビや新聞が代表的な接点でしたが、いまは検索やSNSを日常的に使うシニアも増え、紙・Web・SNSへと接点が広がりました。

「シニア向けだから」という理由だけで媒体を決めると、ターゲットとのずれが起こってしまいます。ひと口にシニアといっても、年代や興味関心、ライフスタイルによって情報収集の方法はさまざまです。まずは届けたい相手を明確にし、その人が普段どのような媒体に触れているのかを考えることが重要です。

本記事では代表的な雑誌・Webメディア7媒体を取り上げ、媒体の選び方から成果につなげるアプローチまで解説します。

シニア向けメディアとは?媒体選びが重要な理由

シニア向けメディアと聞いて雑誌や新聞を思い浮かべる方は多いでしょう。ただ、実際の選択肢はそれだけではありません。

シニア向けメディアは紙・Web・SNSなど多様化している

シニア向けメディアとは、50代以降の中高年・高齢者が日常的に接触する媒体、または特定のシニア層を主要な読者・利用者として設計された媒体を指します。雑誌や新聞、テレビに加え、Webメディア、検索、SNS、コミュニティ、DM、リアルイベントまでが含まれます。

裏づけとなるのが高齢層へのインターネット普及です。総務省の令和7年通信利用動向調査によると、70〜79歳の利用率は71.9%、80歳以上は37.1%。前年調査の70代69.8%から、1年で2ポイント以上伸びました。

「シニア向け媒体は紙」という前提で候補を絞ると、選択肢の大半が最初から外れます。とはいえ、利用率の高さが「Webだけで完結する」ことを意味するわけでもありません。同じネット利用者でも、用途はメール、LINE、検索、動画、通販と分かれます。

端末を持っているかどうかより、自社の商材に関わる情報をどの場面で収集しているのか。そこまで見えると、媒体の候補は絞りやすくなります。

アクティブシニアほどデジタルとの接点も持ちやすい

端末の保有も広がっています。スマートフォンの保有率は60代88.6%、70代68.1%。80歳以上でも33.0%が持っています。

一方、SNSの中身を見ると年代差が残ります。インターネット利用者に占めるSNS利用率は60代78.3%、70代67.9%、80歳以上54.3%。ただし、どのサービスを何のために使うかは人によって違うため、「シニアにはこのSNS」と先に決めると実態とずれます。

年代 インターネット利用率 スマートフォン保有率 SNS利用率
60代 91.2% 88.6% 78.3%
70代 71.9% 68.1% 67.9%
80歳以上 37.1% 33.0% 54.3%

出典:総務省「令和7年通信利用動向調査

なお、アクティブシニアに公的な定義はなく、一般には50〜70代を中心に、趣味や旅行、交流へ前向きな層を指す言葉として使われます。こうした層はデジタル接点を持ちやすい一方、新聞や雑誌、テレビとの接触もなくなってはいません。デジタルかアナログかという二者択一ではなく、どの場面でどちらを使っているのかで整理すると実態に近づきます。

同じ「シニア」でも利用メディアは異なる

50代と80代を同じ枠で捉えると、媒体選定もクリエイティブもずれやすくなります。50代は多くが就業中で子の教育や親の介護が重なり、60代は退職や再雇用で生活が変わります。70代以降になると、健康状態や外出頻度の個人差がさらに広がっていきます。

媒体を決める前に、年齢と性別だけでなく、就業状況、健康状態、趣味、保有デバイス、購買の意思決定者まで具体化しておくと、判断がぶれません。補聴器なら「聞こえに困る本人」と「利用を勧める家族」というように、商材によっては本人以外も情報接点になります。

シニアが接触するメディアとその特徴

媒体名を挙げる前に、チャネルごとの役割を整理しておくと、比較の軸が定まります。

テレビ・新聞・雑誌などのアナログ媒体

シニア層は、いまもテレビをよく見ています。平日のリアルタイム視聴時間は、60代で1日あたり約4時間9分、70代では約5時間14分。

同じ年代のインターネット利用時間は、60代が約2時間20分、70代が約1時間34分です。テレビとの差は年齢が上がるほど開きます。

信頼の面でも傾向は同じです。情報源として重要だと答えた70代の割合は、テレビ90.6%、新聞77.4%に対し、インターネットは39.4%にとどまりました。

金融や住宅のように「知らない企業からは買わない」商材では、この差が判断を左右します。

出典:総務省「令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

雑誌はテレビや新聞よりリーチが限られる代わりに、読者属性を絞り込みやすい媒体です。健康、旅行、趣味、暮らしとテーマが違えば読者層も変わるため、商材との文脈が合うかどうかが成果を左右します。

ただし、アナログ媒体では反応した人を個人単位で追いにくくなります。QRコードや専用URL、専用電話番号を紙面ごとに変えることで、どこからの反応かを追跡できます。

Webメディア・検索

Webと検索の強みは、ユーザーが「調べたい」「比較したい」という能動的な状態にあることです。タイアップ記事で利用場面を描き、LPで料金やFAQ、実績まで示せば、紙より踏み込んだ情報を段階的に渡せます。

もっとも、遷移先のUXが伴わなければ成果にはつながりません。文字サイズ、入力項目数、電話番号の見つけやすさまで含めた設計が要ります。健康や住まいは「選び方」「費用」から検索が始まるため、オウンドメディアやSEOも潜在層との接点になります。

SNS・オンラインコミュニティ

SNSやコミュニティでは、情報を見るだけでなく、同世代との交流や口コミが生まれます。趣味や旅行、健康など共通の関心を軸に接点を作りやすく、後述する趣味人倶楽部がその代表例です。

ただし、露出量を増やす一般的なディスプレイ広告の発想は噛み合いにくい場です。一方的な情報発信を重ねるより、アンケートや体験会を通じて関心と商品価値を結びつける設計のほうが、結果的に受け入れられます。

一つの媒体ではなく複数チャネルで考える

購買プロセスは複数の媒体をまたぎます。雑誌で商品を知り、スマートフォンで検索して口コミを読み、家族と相談してから電話で申し込む。こうした流れは珍しくありません。

紙で認知、Web記事で理解と比較、資料やアンケートで小さな行動、セミナーで不安の解消、メールやLINEで継続接点。役割を分けたうえで、指名検索の増減や申込時の認知経路アンケートを組み合わせれば、上流媒体の貢献も見えてきます。

シニア向けの雑誌・紙媒体おすすめ4選

発行部数や購読者数は変動します。出稿を検討する段階では、各媒体の最新資料での確認が欠かせません。

ハルメク

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項目 内容
主なターゲット 50代以上の女性
主なテーマ 健康、料理、おしゃれ、美容、お金、暮らし
相性のよい商材 健康食品、化粧品、衣料、旅行、金融、保険、通販

ハルメクは、日本ABC協会の発行社レポート(2025年7〜12月)で販売部数45.9万部。2022年上期から通算8半期連続で、全雑誌の販売部数1位を記録しています。

書店やコンビニに置かず定期購読で届ける形をとるため、この数字はほぼそのまま継続読者の規模を表します。読者との関係が続くぶん、編集部が声を誌面へ反映する仕組みも持ちます。生活課題を起点に価値を説明する企画と相性のよい媒体です。

出典:ハルメク

婦人之友

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項目 内容
主なターゲット 生活を丁寧に営むことへ関心のある女性読者
主なテーマ 料理、家事、家計、健康、家庭、社会課題
相性のよい商材 食品、調理器具、生活用品、住まい、家計・金融

婦人之友は、婦人之友社が発行する月刊誌で、毎月12日に発売されます。特定年齢に限定したシニア専門誌としては位置づけられておらず、長く読み継がれてきた生活情報誌と捉えるほうが実態に近い媒体です。

広告企画では、流行性より「日々の暮らしでどう役立つか」を伝える文脈が合います。同社は高年期を主な読者とする隔月刊「明日の友」(偶数月5日発売)も発行しており、年齢適合性を重視する案件では併せて検討する価値があります。

出典:婦人之友社

毎日が発見

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項目 内容
主なターゲット 50代以上の女性を中心に、健康や暮らしへの関心が高い層
主なテーマ 健康、介護、運動、美容、レシピ、ライフプラン
相性のよい商材 健康食品、ヘルスケア、介護、運動、食品、美容、保険

毎日が発見は、KADOKAWAグループが発行する月刊誌です。紙に加えてWeb版「毎日が発見ネット」も展開しており、同社の媒体ガイドによると、Web版は平均月間1,450万PV、139万UUとされています。

ただしWeb版は40〜50代を中心に支持を広げてきた媒体であり、紙の読者層とそのまま重なるわけではありません。両者の数値を混ぜず、それぞれの役割を分けて使うのが前提になります。

出典:KADOKAWA

サライ

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項目 内容
主なターゲット 知的好奇心が高く、旅行や文化に関心を持つミドル〜シニア
主なテーマ 旅行、美味、人物、歴史、文化、趣味、健康
相性のよい商材 旅行、食品、伝統工芸、趣味用品、文化施設、金融、住宅

サライは1989年創刊の月刊誌で、毎月10日ごろに発売。小学館の広告情報では、2025年下半期の印刷証明付き発行部数は65,000部です。ハルメクと比べれば規模は小さいものの、それだけで媒体価値は測れません。 創刊35周年のリニューアル以降は「エイジフリー」を掲げ、従来のアクティブシニア層に加えて30〜50代の読者も増えていると編集部は説明しています。価格ではなく背景や品質が購買理由になる商材と親和性が高く、規模より読者文脈の濃さで評価したい媒体です。

出典:サライ

シニア向けWebメディア・SNSおすすめ3選

同じWeb・SNSでも、専門メディア、ブランドWeb、コミュニティでは利用の目的が異なります。

趣味人倶楽部

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項目 内容
主なターゲット 50〜70代を中心とする大人世代。趣味や交流に積極的な層
主なテーマ 旅行、カメラ、登山、ゴルフ、カラオケ、日記、イベント
相性のよい商材 旅行、趣味、健康、住宅、金融、終活、モニター商材

趣味人倶楽部は、オースタンスが運営する大人世代向けSNS・コミュニティです。会員数は42万人。会員が主催する趣味のコミュニティは約3.5万件あり、イベントは毎月平均200件以上が開かれています。

ランチ会や街歩き、ハイキングなど、オンラインの交流がそのままリアルの場につながる点が、閲覧型のWebメディアとの違いです。バナーやタイアップ記事だけでなく、アンケート型広告やモニター企画にも展開できます。

住宅や金融のように即決しにくい商材なら、アンケートで関心層を把握し、記事やセミナーを経て相談へつなぐ設計も組めます。外出や趣味に積極的な層と、広告枠の購入にとどまらない関係をつくれる点が特徴です。

出典:趣味人倶楽部

サライ.jp

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項目 内容
主なターゲット 知的好奇心が高く、行動に前向きなミドル〜シニア
主なテーマ 美味、旅行、趣味・教養、健康、生活、歴史、文化
相性のよい商材 旅行、食品、文化・教養、健康、金融、住まい

サライ.jpは、雑誌「サライ」のWeb版です。旅行、食、趣味、健康、暮らし、文化・教養などの記事を毎日発信しています。小学館の広告情報では、2025年8月時点で月間373万PV、184万UU、ID会員18,800人。LINEのフォロワーは116万人を超えます。

紙で興味を喚起し、Webで比較検討や資料請求につなぐ役割分担が組める点が強みです。PV・UUは媒体全体の規模を示す数値なので、狙う年齢層がどれだけ含まれるかは案件ごとの確認が要ります。

出典:サライ.jp

おしるこ

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項目 内容
主なターゲット 50歳以上限定。50〜60代が中心
主なテーマ 友人づくり、日記、趣味、学び、交流、イベント
相性のよい商材 健康、趣味、学び、地域サービス、食品、生活用品

おしるこは、カイト株式会社が2018年から運営する50歳以上限定のコミュニティアプリです。会員数は11万人以上。登録時の本人確認を必須とし、日記投稿や趣味グループ、歩数と連動したポイント機能などで日常的な参加を促す設計です。

利用の中心はユーザー同士の交流であり、情報を一方向に届けるWebメディアとは性格が異なります。宣伝色の強い訴求より、参加する理由のある企画へ変換したほうが届きやすいでしょう。

出典:おしるこ

シニア向けメディアを選ぶ5つのポイント

候補が見えたら、次は自社に合うかどうかの判断です。判断の軸になる5つのポイントを挙げます。

1. 年齢だけでなくライフスタイルまでターゲットを具体化する

シニア商材の必要性は、年齢よりも生活の変化とともに立ち上がります。住み替えなら「子が独立した」「階段が負担になった」、旅行なら移動への不安といったきっかけが購買の起点です。

たとえば「66歳・再雇用中・旅行好きで、検索とLINEを日常的に使う」という人物なら、紙かWebかの二択ではなく、趣味系媒体で認知を取りWebで詳細を確認できる設計が合います。

2. 媒体の読者・利用者属性とターゲットが一致しているか確認する

発行部数やPVより先に見るべきは、ターゲット含有率です。50万人規模の媒体でも自社ターゲットが5%なら、有効リーチは限られます。逆に6万人規模でも該当層が半数を占め、テーマが合致していれば効率は上がります。

コミュニティなら登録者数だけでなく、月間の利用状況やイベント参加、アンケート回答可能数など、実際に施策で使える規模も確認したいところです。

3. 商品・サービスと媒体テーマの親和性を見る

広告は「誰に届くか」と同時に「何をしている時に届くか」で成果が変わります。健康記事を読んでいる時の健康食品、旅行記事を読んでいる時のツアーは、関心と自然につながります。

シニア向け商材は、商品に「高齢者向け」と書かなくても生活課題から入れます。補聴器なら会話や外出、金融なら「やりたいことを続ける資金」というテーマで接続すると、自分ごと化しやすくなります。

4. 情報への信頼感と接触頻度を確認する

意思決定には、接触量だけでなく「誰から聞いたか」が影響します。長く購読している雑誌、参加しているコミュニティ、専門家の記事では、同じ内容でも受け取られ方が変わるものです。

接触頻度の性質も媒体ごとに違います。月刊誌は深く読まれる一方で頻度は月1回、メールやSNSは反復しやすい反面、配信過多は敬遠されることもあります。1媒体ですべてを満たそうとせず、深さ・頻度・信頼を分けて評価すると精度が上がります。

5. 媒体単体ではなく顧客導線全体で判断する

認知を取る媒体と申込を取る媒体は、同じとは限りません。雑誌で知って検索した人の成果を検索広告だけに帰属させると、上流媒体を過小評価してしまいます。

シニア商材では電話や店舗、家族との相談といったオフラインの行動も残ります。Webフォームだけを成果地点にせず、専用電話番号やCRMの媒体コード、認知経路の質問を組み合わせる必要があります。

シニア向けメディアで成果を出すためのアプローチ方法

媒体を決めた後は伝え方の設計です。関心と不安の両面を踏まえ、複数の接点を組み合わせます。

シニアの関心テーマに合わせて情報を届ける

健康や趣味は代表的な関心領域ですが、思い込みで決めると訴求がずれます。既存顧客のデータやアンケート、検索語、問い合わせ内容から、自社ターゲットの関心を確かめるのが先です。

健康を入口にする場合も、不安を煽るのではなく前向きな価値へ翻訳します。運動器具なら「衰え対策」より「旅行を楽しみ続けたい」、補聴器なら「聞こえの低下」より「家族との会話を楽しみたい」。年齢ラベルより生活場面を描くほうが届きます。

「新しいことを始めたい」気持ちと不安の両方を理解する

新しいことへの意欲がある一方、「一人で知らない場所に飛び込むのは不安」という心理も同時に存在します。期待を高めるだけでなく、最初の一歩を踏み出せる情報が必要です。

安心材料は抽象的な言葉ではなく具体情報で作ります。参加者像、初心者歓迎の明記、サポート体制、料金の総額、電話相談の窓口などが該当します。若々しさを過度に演出する描写も、衰えを前面に出す描写も避け、「続けたいこと」に焦点を当てるほうが自然です。

アナログとデジタルを組み合わせる

基本形は「アナログで認知と安心を作り、デジタルで詳細理解と計測を担い、人との接点で相談につなぐ」という流れです。雑誌広告にQRコードと検索キーワードを載せて記事へ誘導し、資料を提供したうえで、メールやLINEでセミナーを案内し、個別相談へ進みます。

逆方向の設計も有効です。検索やSNSで知った人に紙のカタログを送れば、住宅や旅行のように家族と検討する商材では、資料が共有の媒介になります。

媒体出稿だけで終わらず、潜在層を育成する

終活や住み替え、保険といった領域では、「必要性は理解しているが、まだ自分には早い」という状態が長く続きます。刈り取り型の施策だけでは、競合が集中する顕在層しか獲得できません。

そこで、診断、アンケート、チェックリスト、資料、ウェビナーなど、購入よりハードルの低い行動を用意する方法があります。指標も、資料ダウンロード率やセミナー参加率、相談化率、成約までの日数まで含めて設計するとよいでしょう。

シニア向けメディア選定でよくある失敗

知名度や利用者数だけで選ぶと、ターゲットとのミスマッチが起こりやすくなります。起こりやすい4つの失敗と回避策を整理します。

「シニア」を一括りにして媒体を決める

同じ65歳でも、現役で働き旅行情報をスマホで探す人と、退職後に地域活動と新聞・テレビを中心に過ごす人がいます。両者を一つのペルソナにまとめると、媒体も訴求もどちらにも届かない中間的なものになります。年齢にライフイベント、関心、デジタル行動、意思決定者を加えると、候補は自然に絞れます。

発行部数・PV・会員数だけで選ぶ

母数が大きくても、自社のターゲットが少なければ効率は下がります。加えて、会員数、月間の利用者数、発行部数、PVは指標の意味が異なります。同じ数字でも、何をどの期間で数えたものかによって、読み取れる内容は変わります。複数の媒体を比べるときは指標名と集計期間を揃えて並べ、媒体資料に記載がなければ集計方法と自社ターゲットの構成比を媒体社に確認すると、実際に届く規模が見えてきます。

紙かWebのどちらか一方だけで考える

シニアの情報接点は複数にまたがります。紙だけに寄せると比較検討の材料が足りず、Webだけに寄せると認知と信頼の土台が育ちません。認知と信頼は紙、比較と詳細はWeb、相談は電話やイベントと役割を分ける形が現実的です。紙からWebへの移動に慣れていない人もいるため、QRコードだけに依存せず、検索キーワードや電話番号も併記すると取りこぼしを防げます。

出稿後の効果測定まで設計していない

問い合わせ数だけをKPIにすると、認知や検討の段階で効いた媒体が評価されないまま候補から外れます。LP流入、資料請求、セミナー参加、アンケート回答も評価対象になります。認知目的ならリーチや指名検索、検討目的なら資料やセミナー。施策の前に段階ごとの指標を決めておけば、次の媒体選定にも学びが残ります。

まとめ|シニア向けメディアはターゲット理解から選ぼう

シニア向けメディアには、雑誌や新聞だけでなく、Webメディア、SNS、オンラインコミュニティまで幅広い選択肢があります。デジタル利用が広がる一方でテレビや紙への信頼も残っており、どれか一つが万能ということはありません。

大切なのは、年代やライフスタイル、興味関心、情報収集の行動を踏まえてターゲットを理解すること。そのうえで紙とデジタルを組み合わせ、認知から比較・検討、問い合わせまでの導線を設計してください。

自社だけで媒体選定や施策設計が難しい場合は、専門知見を持つ企業への相談も選択肢になります。

シニアマーケティングならオースタンス

オースタンスは、50〜70代を中心とした大人世代向けSNSコミュニティ「趣味人倶楽部」を運営し、約42万人規模の会員基盤を持っています。日々の交流やイベント、調査を通じて、シニア層との継続的な接点と知見を蓄積してきました。

法人向けサービスでは「顧客理解」「一気通貫」「会員基盤」を強みに掲げ、リサーチから戦略設計、UI/UX、プロモーション、コミュニティ活用、CRMまで支援しています。媒体枠の提供にとどまらず、顧客理解から集客施策の検証までを一連で組み立てられる点が特徴です。

「どの媒体を選べばよいかわからない」「シニアへの訴求軸が定まらない」といった課題をお持ちの企業は、媒体を決める前の顧客理解の段階からご相談ください。

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