【高齢者ビジネス】新規事業を作る際に注意すべきこと

近年、超高齢社会へと突入している日本において、企業の需要が高まり続けているのが高齢者市場をターゲットとした新規事業です。日本は高齢化の分野において、世界の最先端を行くと言われており、これからの高齢化を迎える諸外国のロールモデルになるでしょう。

今回は、国内最大級のシニア向けコミュニティサイトを軸に展開しているオースタンスの知見を活かし、今後の高齢者市場を対象とした新規事業について解説していきます。

超高齢社会の特徴

シニアの定義

シニアと高齢者は似たような言葉でありますが、それぞれが何歳のことを指す言葉なのか知らない人も多いのではないでしょうか。その要因は、業界や場所にとって年齢の定義が異なるからであり、国連では「シニア」のことを60歳以上、WHO(世界保健機構)では65歳以上と定めています。そして、65歳から74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としています。

下記の図は、何歳以上の方が「シニア」だと思うか、という調査を年齢別に見たデータです。

20代から50代までは、シニアのことを平均で63歳ぐらいと答えているが、60代に差し掛かるとシニアだと思う年齢は一気に上がり始めます。このことから、70代ぐらいになると自他共にシニアを認めることが分かります。
参考記事:「シニア」とは、何歳のことを指す言葉なのか?

高齢者のデジタル化が加速

”アクティブシニア”とは、定年退職後や還暦後も、趣味やさまざまな活動に意欲的で元気な高齢者のことを指します。この元気なアクティブシニアを対象とし、博報堂シニアビジネスフォースと大人世代のSNS「趣味人倶楽部」を運営している弊社にて、新型コロナウイルスの流行がアクティブシニアにどのような影響を及ぼしているかについて調査を行いました。本記事では、調査結果の一部をご紹介します。

新型コロナウイルスに関する情報については、アクティブシニアの82.7%がインターネットから情報収集をしていることが分かりました。テレビ(93.3%)が最も多いですが、インターネットはそれに次ぐメディアとなり、60代以上の人においてもインターネットを駆使していることが分かりました。
参考記事:「アクティブシニア」ってどんなシニア?

高齢者向けの新規事業について

高齢者市場の特性

2018年には、総人口におけるシニアの割合は28.1%と3割に迫る勢いで、「高齢者市場」に巨大なビジネスチャンスが広がっています。しかし、高齢者といっても客層は様々です。65歳の方もいれば、90歳を超える方もいます。

また、インターネットが普及したことで、生活レベルや健康状態は以前よりも多種多様になっており、3500万人のシニアを「ひとつ」に括るのは危険です。新規事業を成功させるためには、高齢者の中でも「購買意欲の高い層」をターゲットにしなければなりません。こうした層が、アクティブシニアです。

つまり高齢者市場での新規事業を成功させるには、「高齢者・シニア」を広く捉えずにどの層にアプローチするのかを明確にさせ、アクティブシニアの消費動向や特徴などを理解することが重要なのです。

今、注目されているフレイル予防

日本では、これから高齢者の医療介護の取り組み方が変わってくると予想されています。高齢者を社会としてどう支えていくのかという観点から、高齢者自身にいかに健康で生き生きと暮らしてもらうのかという社会変革が求められています。

その取り組みをサポートする為に、全国の各自治体は地域に集いの場を作ってきましたが、そんな中で新型コロナウイルスの感染拡大が起き、感染予防のための活動自粛状態はフレイルの進行を早めるとして問題になっています。
参考記事:【フレイルとは】その特徴と対策とは?

趣味人俱楽部について

この章では弊社が運営している、国内最大級のシニア向けコミュニティサイト「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」(以下趣味人倶楽部)の事例をご紹介いたします。

趣味人俱楽部の利用者の特徴

趣味人倶楽部の利用者を見ると、会員の約40%が4半期に1回以上、国内旅行するなど旅行への関心が高く、アクティブシニアの方が多いのが特徴です。また、不安なく日常を過ごせるように健康意識が高い方も多い傾向にあるので、概ねお金と時間にゆとりがある方が多いのが印象的です。

趣味人俱楽部での事例紹介

シニア向けSNS 「趣味人倶楽部」のオンライン化の動向

趣味人倶楽部は、オフラインでのイベントが活発に行われてる媒体でした。しかし、新型コロナウィルスの影響によって、外出が出来なくなってしまった趣味人倶楽部の利用者に向けて、運営事務局からZoomの使い方などを積極的にアナウンスしました。

また、運営事務局と趣味人倶楽部の利用者でコミュニケーションを取りながら、オンラインイベントでつまずきやすい点、わかりづらい点を議論しながらマニュアル作成も行っております。
その結果、1月で100回オンラインイベントが自発的に開かれており、約1,000人の方に参加いただいております。

▼獺祭様 『シニア向けオンライン酒蔵ツアー』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000018508.html

まとめ

どのような高齢者ビジネスを企画したとしても、次に必ず課題としてやってくるのが、「どうやってターゲットにアプローチするのか」「そもそも高齢者にニーズがあるのか」ということです。新規事業開発において、アクティブシニアの消費動向や特徴などを理解しておくことはとても重要になります。

これまでオースタンスが培ってきた知見や経験に基づき、事業における企画段階の参画から、具体的な施策のモニターや実験まで、様々な局面で事業開発のお手伝いをさせていただいております。また豊富なネットワークを生かし、アライアンスのご提案も可能です。

高齢者に対してのアプローチを検討している方へ
弊社が運用するおとな世代向けコミュニティサービス「趣味人倶楽部」では、シニアに対しての効果的なアプローチが可能となっております。詳しくはこちらの広告掲載ページをご覧ください。


 

「趣味人倶楽部」とは

50~60代を中心とした「おとな世代」のSNSサービス。月間2,000万PV、110万UUを誇る。毎月 1,600回ほど、オフ会が開催されている。旅行・カメラ・ゴルフ・カラオケ・社交ダンスなど、趣味をきっかけにコミュニティの中でつながり、リアルに交流するアクティブ層が多いのが特徴。

《趣味人倶楽部の取り組み》

・趣味人倶楽部×博報堂シニアビジネスフォース様
 「趣味人倶楽部シニアコミュニティラボと博報堂シニアビジネスフォースが、1500名以上のアクティブシニアに共同調査実施。」
https://smcb.jp/redirects/4195

・趣味人倶楽部×東京大学様
 「インターネットを活用する高齢者の生活事情、幸福度や健康に関して共同調査開始」
https://smcb.jp/redirects/4196

・趣味人倶楽部×楽天様「ラクマ」とのオンラインイベントの取り組み
 「新しい生活様式に対応したオンライン版 シニア向けフリマアプリ教室」
https://smcb.jp/redirects/4197

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