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公開日: 2025.11.28

更新日: 2025.11.28

【図解】シニアの行動ジャーニーマップ|趣味人俱楽部行動分析レポート

はじめに

なぜシニアは趣味人俱楽部のイベントに集まり続けるのか?

なぜ、シニアは趣味人俱楽部を使ってイベントに参加するのでしょうか?趣味人俱楽部特有の管理人という存在はどのようにして生まれるのでしょうか?

本レポートでは、シニア層の趣味活動開始の起点から趣味人俱楽部の利用に至るまでの流れ、さらに主催者デビューに至るまでをインタビューによって把握した実態をもとに構造的に整理しています。

本レポートから得られること

  • 『趣味人倶楽部』の構造理解
    • 趣味人俱楽部というサービスがどのように選ばれ、管理人がなぜ生まれるのかという構造が分かります。
  • ビジネス転用可能な知見
    • シニアユーザーの行動の分岐点がわかる為、シニア向けのイベント企画やコミュニティ設計など、ビジネスシーンに役立つ具体的な知見を得られます。

▼趣味人倶楽部の詳細はこちら▼

調査設計

  • 目的:シニア層のイベント参加に関する意識と行動の実態調査
  • 対象:趣味人倶楽部会員
  • 手法 :簡易インタビュー調査
  • 人数 :4名
  • 期間:2025年11月21日〜2025年11月22日

結果(発見点一覧)

  1. 「可処分時間の発生」が最初の分岐点であり、ライフステージ変化が大きな変数となる
  2. 「可処分時間をどう使うか」は、趣味活動自体のタイプや個人の価値観によって大きく2つに分かれる。
  3. 「誰かと何かをする」為のつながりには“既存”と“新規”の2つの選択肢が存在し、後者の場合に趣味人俱楽部が選択肢に入ってくる
  4. 趣味人俱楽部での初期行動は“参加者スタート”であり、イベント満足度によって定着・離脱が分かれる
  5. 主催デビューはイベント満足者・不満足者に関わらず生まれる

発見点詳細

発見点①「可処分時間の発生」が最初の分岐点であり、ライフステージ変化が大きな変数となる

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シニアが趣味活動を開始・再開し、イベント参加を検討するまでの最初のトリガーは、「生活構造の大きな変化(定年退職、子育ての終了、介護負担の解消)」によって、時間が大量に発生したタイミングにあります。

この可処分時間が大量に発生した瞬間こそ、「新しく何かを始めたい」という行動意欲が堰を切ったように一気に顕在化することがわかりました。逆に、この「構造的な変化」がない限り、活動意欲自体が起きにくいという共通パターンが確認されています。

==ユーザーの声==

  • 「親の介護が終わってからですね。それまでは趣味どころじゃなかったから、解放された瞬間に動き始めました。」(Tさん)
  • 「子育てが終わって、急に自分の時間ができた。すぐに仲間を探し始めたのが最初です。」(N・Oさん)

発見点②「可処分時間をどう使うか」は、趣味活動自体のタイプや個人の価値観によって大きく2つに分かれる。

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可処分時間を得て行動意欲が顕在化したシニアは、次に「その時間をどう使うか」という問いに直面し、「1人で何かをする」または「誰かと何かをする」という選択に分かれます。

本稿では、この時間の使い方の中でも「趣味活動」に絞って深掘りします。

趣味活動においても、「1人で楽しむ活動」と「2名以上で楽しむ活動」の2つが存在し、後者の場合は必然的に仲間探しが必要となります。例えば、ダンス、卓球、麻雀、飲み会など複数人での活動が前提となる趣味は、仲間を見つける場として『趣味人倶楽部』のようなプラットフォームと相性が良く、趣味人俱楽部を通じて、イベント参加に至ることがわかりました。

※また、趣味そのものが1人完結型(登山や映画鑑賞など)であっても、「誰かと一緒に楽しみたい」「同じ趣味を語りたい」という理由から、交流を求めてイベントに参加する場合があることも確認されました。

==ユーザーの声==

  • 「麻雀は相手がいないとできないから、イベントは仲間集めにちょうどいいんですよ。」(Nさん)
  • 「旅行や写真も好きだけど、撮った写真を誰かに見せたい、語りたいからイベントに行くんだよね。」(N・Oさん)
  • 「一人でやる趣味より、やっぱりみんなで汗を流すダンスの方が楽しい。仲間がいる場所を探しました。」(Yさん)

発見点③「誰かと何かをする」為のつながりには“既存”と“新規”の2つの選択肢が存在し、後者の場合に趣味人俱楽部が選択肢に入ってくる

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発見点2で、「2名以上で楽しむ活動」趣味活動とイベントの相性がいいことがわかりました。この方々が活動を始める際、次に直面するのが「どのように人をつながるか」という課題であり、解決策としては、既存のつながりを活用するか、新規のつながりを探すかの2つの選択肢が存在します。

基本的には、心理的負荷が小さい既存のつながり(友人や会社の同僚を誘うなど)が利用されやすい一方で、以下のような場合は、既存のつながりではなく、新規のつながりを探すことがあります。

  • ケース1|ライフステージの変化があった場合

ライフステージの変化(定年、引っ越し)や、友人との疎遠・死別など、避けられない状況の変化により、既存の人間関係が物理的・時間的に希薄になったケース。

  • ケース2|本人が社交性の高いタイプの場合

「新しい人と関わりたい」「自分の視野を広げたい」という積極的な価値観を持つ、社交性の高いタイプ。

趣味人俱楽部は上記ような状況や価値観を持っている方にとって、同世代との「新しいつながり」を作ることができるプラットフォームとして受け入れられいることがわかりました。

==ユーザーの声==

  • 「退職後、引っ越したら昔の知り合いは誰もいなくなってしまって、ゼロから友達作りをしようと思いました。」(Nさん)
  • 「ずっと会社の人とばかり関わってきたから、新しい業界や違う考えの人と話すのが楽しくてイベントを探しています。」(N・Oさん)

発見点④趣味人俱楽部での初期行動は“参加者スタート”であり、イベント満足度によって定着・離脱が分かれる

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趣味俱楽部したシニアの初期行動は、「参加者スタート」であり、主な目的としてはコミュニティの雰囲気・安全性・管理人さん/参加者の人柄などを観察・見極めることです。前回の調査でも明らかになっている通り、ここで安心感が得られると継続利用に繋がりやすくなります。

▼前回のレポートはこちら▼

==ユーザーの声==

  • 「最初の参加は、まずどんな人がいるのか、雰囲気が安全かどうか、観察するためのものだと思って行きました。」(Yさん)

発見点⑤主催デビューはイベント満足者・不満足者に関わらず生まれる

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イベント参加後の行動分岐の中で、最も特徴的な行動が「主催(管理人)への挑戦」です。調査の結果、主催者となるシニアは、初回体験の「満足者」と「不満足者」のどちらの層からも生まれてくるケースが確認されました。

  1. イベント満足者の主催動機

初回体験に満足し、コミュニティの雰囲気や安全性に信頼を置いた上で、コミュニティに対する貢献意欲から主催に移行することがあります。

  • コミュニティ貢献型: 自分は満足だが、他の参加者からの新しいニーズや不満に気づき、「誰もやらないなら自分がやる」とコミュニティの隙間を埋める役割を担うために主催に至ります。
  • 育成・挑戦型: 既存の管理人や運営のサポート役(副管理人など)として活動する中で運営ノウハウを体得、管理人や参加者さんに主催を勧めらることなどをきっかけに主催に至ります。
  1. イベント不満足者の主催動機

初回体験が満足できなかったという理由から、自身の理想を追求するために主催に移行することがあります。

  • コンテンツ変更型: 初回イベントの内容が不満だったため、イベント内容を自分好みに変えたいという欲求から主催に至ります。
  • 参加者選別型: 初回イベントの参加者の質や雰囲気に不満があったため、来る人や雰囲気を自分で選びたいという欲求から主催に至ります。

==ユーザーの声==

  • 「運営から『あなたの経験があれば絶対大丈夫』と背中を押されて、初めて主催に挑戦しました。」(N・Oさん)
  • 「最初に無理して行ったイベントが全然合わなくて。それなら自分で企画して参加者も選びたいと思って主催に挑戦しました。」(Yさん)
  • 「主催して人が来なかったら、恥ずかしいし、もう立ち直れない。だから、最初の一歩が怖くて踏み出せませんでした。」(Nさん)

まとめ

本レポートによって、シニア層の活動開始からコミュニティへの定着、さらに主催者デビューに至るまでの構造を整理することができました。

趣味人俱楽部はライフステージの変化などをきっかけにできた時間を「趣味活動に使いたい」「でも周囲に一緒に活動できる仲間がいない…」、そんな状況になった時に選ばれるサービスであることが分かりました。

  • 今後の調査方針|今回の調査によって趣味人俱楽部に至るまでのプロセスには多種多様のパターンが存在することがわかりました。特に趣味ジャンルごとに期待される価値が異なることが想定されるため、今後の調査では趣味ジャンルごとに、なぜ趣味人俱楽部が選ばれるのかに着目し、ユーザー理解を深めてまいります。

本稿で整理した知見は、オースタンスが実際に支援するシニア向けセミナー集客の現場でも検証・活用されています。シニア向けのセミナーやイベント設計に課題をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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