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新型コロナウイルス感染症の拡大により、外出自粛が叫ばれる中、シニアの外出頻度や人との関わり合いが減少しています。このような状況から、多くの企業はシニアがお家の中で繋がることができるオンラインでの取り組みを始めています。
コロナ禍から見えてきた 「シニア」と「デジタル」の新たな関係 を築いていくために、今回はシニアの生活が新型コロナウイルスの影響でどのように変化したかを解説します。
※本稿では、調査対象者の特性に基づき、インターネットを活用して趣味や交流を楽しんでいる60歳以上の方をアクティブシニアと呼んでいます。
参考記事: 「アクティブシニア」ってどんなシニア?
シニアの8割がインターネットで新型コロナウイルスに関する情報を収集 。インターネットのニュースは、新聞を超えて、テレビと並ぶ2大メディアになっています。さらに3割以上がインターネットを利用する時間が新型コロナ前と比較して増えたと答えていることから、 新型コロナがデジタル行動を加速化 させているきっかけにもなっています。
「ニュースを読む」「無料動画・SNSの閲覧」「友人・家族との会話」等の オンライン化が加速 。他にもオンラインショップの利用が増えたことも大きな変化になっており、これからリアルな行動が制限される分、 様々な行動がシニアの生活においてもオンラインに移行 していくかもしれません。
新型コロナウイルスが広がる前と比べて 「家族を大切にしたい」(53.3%) 気持ちが高まっています。その他にも、 お家時間の充実や健康への意識が向上 していることから、人や家族とのコミュニケーションをサポートするもの、健康的なライフスタイルの質を高める知恵やサービスの需要が上がりそうです。
新型コロナウイルスの終息後にしたいことの上位は「 国内旅行 」「 友人・仲間に会う 」「 外食 」です。統計上、男性よりも 女性の方が終息後に様々なことをしたいという方々が多い ようです。旅行に行きたいや友人に会いたいという気持ちが強いことから、 アフターコロナにはアクティブ体験をしたいシニア層が多い 傾向にあります。
調査名: 新型コロナウイルスによる生活への影響に関するアンケート
実施期間:2020年4月4日(土)〜2020年4月9日(木)
調査対象: 趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ) 会員
回答数: 1829名(うち60歳以上1,549名のデータを分析)
調査主体:趣味人倶楽部シニアコミュニティラボ、および博報堂シニアビジネスフォース
この調査を通じて、シニア世代のこれからの日常は、 インターネットを活用して情報収集 をし、 他者との繋がり を求めながら、在宅生活を充実させ、終息後には 価値ある体験を家族・友人と楽しみにいきたい と考えているアクティブなシニアの姿を見ることができました。
▼趣味人倶楽部のオンライン化の動向▼
▼獺祭様 『シニア向けオンライン酒蔵ツアー』
https://prtimes.jp/main/html/ rd/p/000000021.000018508.html
趣味人倶楽部はもともと、オフラインでのイベントが活発に行われてる媒体でした。しかし、新型コロナウィルスの影響によって、外出が出来なくなってしまった趣味人倶楽部会員に向けて、運営事務局からZoomの使い方などを積極的にアナウンスしていきました。
また、運営事務局と趣味人倶楽部会員でコミュニケーションを取りながら、オンラインイベントでつまずきやすい点、わかりづらい点を議論しながらマニュアル作成も行っております。
その結果、1月で100回オンラインイベントが自発的に開かれており、約1,000人の方に参加いただいております。
「シニア×オンラインイベント」の施策も可能となっておりますので、お気軽にご相談ください。
詳しくはこちらの 広告掲載ページ をご覧ください。
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