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シニアDX推進

シニア向けのデザインとは?気をつけたいポイントやデザイン事例をご紹介!

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近年、少子高齢化に伴い、シニアをターゲットにした広告やLPが増えています。
その中で、シニア層のデジタル化が加速しており、パソコンやスマートフォンでインターネットを利用する人も増えています。

本記事では、シニア向けデザインで抑えておきたい大原則や気をつけたいポイントを解説します。また、弊社が運営する趣味人倶楽部のデザイン事例や他社サービスのUI/UXに関する事例も紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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シニア向けデザインの大原則

視認性を高くする

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シニア向けのデザインでもっとも重要なポイントは読みやすさです。 高齢者は視力が低下し、小さい文字が見えにくい傾向 にあります。そのため、スマートフォンが普及しても、読みやすさの配慮に欠けたサービスは避けられる可能性が高いです。

行間・文字サイズを調整する

シニア向けデザインを考えるとき、文字の大きさや行間に余裕を持たせることが重要です。
行間が詰まりすぎていると、一つの行を追い続けて読むことが難しくなり、反対に広すぎると、視線の移動距離が大きくなり疲れてしまいます。そのため、 行間は最低でも50%、さらにゆとりを持って70%の行間を確保 できれば、シニアでも読み進めやすくなります。

行間は文字とは違い、ユーザー側での調整ができないため、デザインを作る側がしっかりと配慮することが大切です。
また、文字の大きさに関しては、は 通常の1.5倍ほど大きくしし、フォントは明朝体よりもゴシック体や手書き風文字の等、太字を活用 しましょう。

背景色と文字のコントラスト

シニアが読みやすくなるデザインの基本は、 ユニバーサルデザインやコントラスト比に配慮した「カラーリング」 が重要です。老化により眼球の前面にある「水晶体」が黄色くにごります。色の区別が付きにくくなるため、色相の組み合わせには要注意です。

また、コントラストの差が少ない組み合わせだと区別しにくいため、途中で離脱してしまう可能性が高まります。 若年層に好まれるような「映える」デザインではなく、高齢者でも見分けがつきやすいコントラストの組み合わせ を考えましょう。

シンプルで分かりやすいデザインや訴求にする

情報量をシンプルにして、図や画像を活用する。

年齢に関係なく、膨大な情報量を読み解くことがストレスにつながります。
すべてのページに共通することは、一目で見て内容が理解できるわかりやすさが大切です。本当に伝えたいポイントは、タイトルやコピーで簡潔にまとめましょう。
各ステップを順序立てて説明することはもちろん、 写真や図などを用いて視覚的に訴求することも忘れずに 。また、罫線や余白を上手に活用しながら、情報の多さがストレスにならないように、区分けすることも大切です。

アルファベット・カタカナは使わない

高齢者は英語など外国語の表現に慣れていない方も少なくありません。そのため、アルファベットやカタカナはなるべく使用しないで、 漢字で表記するように配慮が必要 です。外来語に馴染みがない方にも、言葉の意味が伝わるようにしましょう。

・「ログイン」 →「会員の方はこちら」
・「Access」→「交通案内」
・「contact」→「お問い合わせ」
等シニア目線で言葉を使い分けましょう。
多くの方に読みやすい文字のデザインはもちろん、一つずつの表現方法に気を付けることも大切です。

シニアのためのWEBデザイン4つのポイント

総務省の調査結果から、高齢者(60歳~69歳)のインターネット利用率は90.5%とあるように、多くの方がインターネットから情報を取得しています。
自社サイトで高齢者にアプローチするために、シニア向けWebデザイン4つのポイントを解説します。

3つのアフォーダンス(明⽰的、潜在的、否定的)を組み合わせる

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最初のポイントは、 3つのアフォーダンス(明⽰的、潜在的、否定的)を組み合わせること です。
アフォーダンスは、人や動物が過去の経験則から使い方を「知覚している」環境や物そのものを「説明なしでも使える分かりやすい特徴を持たせる」ようにデザインすることです。
視覚的な特徴を持つアフォーダンスやある条件を満たしたときだけ明らかになるアフォーダンスなどを適切に組み合わせましょう。
アフォーダンスが適切に利用されていれば、デザインを見ただけで、ユーザーが何をすべきか知ることができる ので、過度な画像や説明が不要になります。

ヤコブの法則/美的ユーザビリティ効果を⽤いたUI設計

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2つ目のポイントは、“ヤコブの法則”/“美的ユーザビリティ効果”を⽤いたUI設計をすることです。
ヤコブの法則は、 「ユーザーは初めて触れるコンテンツに、既存のものと同じような動作体験を望むという」 法則です。
シニアの方々は、普段から利用されているサービスと同じような動作体験を望むケースが強い傾向にあるため、ABテストを活用しながら、既存サービスに基づいたデザインを取り入れることが大切です。
また、 ユーザーは様々な各種サービスを利用しながら成長しているため、視認性の高いUI設計 を進めていきましょう。

レイアウト・オブジェクトに拘る

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3つ目のポイントは、レイアウト・オブジェクトに拘ることです。
グリッド感や安定感を感じるレイアウトが好まれる傾向にあり、余白感があり、情報が詰まりすぎていないこと が大切です。
また、波系や不規則な形といった不安定なものではなく、直角や直径などシンプルなオブジェクトが好まれる傾向にあります。

一定程度の負荷をかけるチュートリアル設計

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ユーザーの負荷を下げたチュートリアルを設計した場合、シニア世代のサービス理解が進んでいない状態になり、離脱率が上がってしまうケースが多く存在します。
そのため、一定程度の負荷をかけるツアー型チュートリアルなどを取り入れた設計が重要です。

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シニア向けデザイン事例

ここからは、実際に事例を活用して、シニア向けのデザインを解説していきます。今回は、弊社が運営している趣味人倶楽部や他社WEBサービスを取り上げて、説明しています。

趣味人倶楽部

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趣味人倶楽部 とは、 50~70代を中心とした月間3,000万PV、115万UUを誇る「おとな世代」向けのSNS です。カラオケ・食・旅・スポーツなど共通の趣味を介して交流するSNSで、年間10万人の方がコミュニティ内で交流を深めた方とお出かけされています。
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改修前の趣味人倶楽部では、ユーザーが様々なサービスを利用し、成長しているにも関わらず 複雑かつレガシーなデザイン になっておりました。そこで、 ユーザーインタビューを行い、ユーザーの意見からシンプルかつモダンなデザインを採用し、ユーザーの心理状況に合わせた設計 などを実施しました。

楽クラライフノート

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出典: NTTファイナンス

NTTファイナンス株式会社は、 終活で直面する様々なお悩みを解消するエンディングノートアプリ を展開しています。終活をやっておけばよかったという後悔よりもやっておいてよかったという安心した状態を作るために、 ニーズに応じたサービス開発に取り組み、リリースから2年待たずして6万件ダウンロード されています。

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改修前は、アクションやゴールイメージが想起しづらく、離脱の原因になってましたが、 進捗表示やネクストアクションを表示するデザインを設計 することで、デジタルに不慣れなシニア層にも、確実にアクションを促せるよう設計を行いました。

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まとめ

シニア向けデザインの原則基本となるのが、 視認性の高さとシンプルさ です。これらが一つでも欠けると高齢者の利用が減ってしまう恐れがあります。どんなデザインが好まれるのか、ニーズを探りながらデザインを考えていきましょう。

シニア向け専門メディア

趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスが保有するシニアの行動データや課題解決の知見を元に、シニアの研究をする専門家に参画いただき、共同で研究を推進しています。 シニア世代へのマーケティング活動のノウハウや、調査結果や行動特性の研究内容、リサーチ資料などを展開 しているので、興味がある方はこちらからご確認ください。

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