2019.10.01

趣味人倶楽部にいた10年で、私は成長することができました

会員数約34万人、月間約2,000万PVを誇る中高年層特化型のSNS「趣味人倶楽部」。

会員インタビュー第一弾として、85歳、趣味人倶楽部歴10年目の「バロン」さんにお話を伺いました。

趣味人倶楽部の会員平均年齢は59.3歳。20〜30歳以上の差がある会員とも、自由に交流を楽しまれているとのことです。

バロンさんはどのように趣味人倶楽部を活用されているのでしょうか。

75歳だからこそ、未知の領域に踏み込みたかった。

ーまず、「趣味人倶楽部」に入会されたきっかけを教えてください。

バロンさん(以下略):退職してから15年ほど経った後に、趣味人倶楽部を見つけて入会しました。もともと地元地域での活動はしていたのですが、75歳を目前に、より広い世界のお付き合いをしたいと思ったのです。自己研鑽もかねて趣味を軸に、ネットで検索しました。そこで「趣味人倶楽部」を見つけ、まずは入ってみようと。

ー特にお知り合いもいない中で始められたのですね。WEB上の人と交流するといった点などから、参加する時にハードルはありませんでしたか?

基本的に新しい挑戦をするときは、一度はまず入ってみて、経験することが大事だと思っていますので、特にハードルは感じませんでした。自分にとって視界が開け、良い経験ができれば参加し続けたいと思っていましたし、実際、私にとっては趣味人倶楽部は非常にためになりました。

 

オフ会で広がる交流が、生きがいと健康に繋がる。

スマホで趣味人倶楽部を確認されるバロンさん。

ー趣味人倶楽部でどんな風に生活が変わりましたか?

自分が参加するコミュニティのオフ会に行くことで、行動範囲が広がりました。年齢も40代〜80代と、本当に様々な世代の方々とお付き合いさせていただいて。友達も広がりましたし、何より好奇心が満たされるのです。

例えば、私は「中年おたのしみ隊」というコミュニティにも所属しています。2〜3年前、金沢八景のあちこちを歩き回るオフ会に参加しました。50~60代の方々に混じって、初めての場所へ行ったり、初めてのものを食べたりしました。1日中歩き回ったので帰りはヘトヘトでしたが、今でも管理人さんとは何度も思い出話に花を咲かせています。趣味人倶楽部に入らなければできなかった、思い出と出会いですね。

 

人気のオフ会に参加するため、毎日三回ほど趣味人倶楽部を確認されているそう。

ー新しい場所にどんどん行かれるバロンさんの行動力に驚かされます。実際、どれくらいの頻度でオフ会に参加されているのでしょうか?

昔は毎週1〜2回、月に10回オフ会に参加したこともありました。最近は体の調子のこともありますので、月に2回程度参加しています。

また、イベントによっては人気のものだと投稿されてから5分くらいでいっぱいになってしまうものもありますので、毎日、朝昼晩とイベントの案内(マイアラート)を見るようにしています。

ーそんな人気のオフ会まであるのですね!

はい!管理人さんがすごく素敵な、楽しいオフ会なんです。オフ会は人生の楽しみの一つです。明日があるという希望、また趣味人倶楽部の仲間と会える、という希望に繋がっています。生きがいです。人的な広がり、行動範囲の広がりの観点から、心身ともに健康に良いと思います。

 

趣味人倶楽部によって、二つの人生を送ることができた。

バロンさんはオフ会の思い出を、ファイリングしている。全部で6冊あるそう。

ー趣味人倶楽部で出会う方と、そうでない方との交流の違いはありますか?

趣味人倶楽部外での知人友人は、長く付き合ってきた方が多いので、歳月のフィルターがかかっています。一方、趣味人倶楽部の場合は新しいコミュニティに出会えますし、趣味仲間としての意味合いが強いので、趣味について深く話すことができます。趣味、志が一緒であれば友達です。家庭環境の差、学歴の差は関係ありません。

そして何より、「バロン」としての友達、匿名同士の友達を増やせたことが、価値だと思います。

ー逆に、匿名の方と一緒にお泊まりするようなオフ会で、気苦労などはないのでしょうか?

まったくありませんよ!笑 たとえば、日光の中禅寺湖に旅行するオフ会に参加したときは、20名ほどのメンバーと寝泊まりしました。匿名で出会った会員同士が、共に旅をし、同じ釜の飯を食べ、寝泊まりする。夜にはいつの間にか仲がよくなり、本当に盛り上がりましたよ。この他にも、私はダンスを伴う温泉旅行、カラオケを伴う温泉旅行、山登り・ハイキングを伴う温泉旅行、と様々なオフ会に参加していますが、毎回楽しい思い出ばかりです。あっ、温泉旅行以外にも、美味しいものを食べる会にも、参加していますよ。笑

 

オフ会参加メンバーのリストをファイリングすることも。

ー匿名性の会員同士の交流が、価値だと。

はい、コミュニティにもよると思いますが、基本的には会員同士はリアルな世界には立ち入らないという暗黙のルールがあるように思います。

お互い、匿名性の世界観で生きて、その世界での友達を増やし、楽しんでいるのです。

やはり、新たなことをやろうと思ったら、過去の人間関係に囚われているだけでは発展性がありませんからね。

例えば私は、昔から武道と、社交ダンスを嗜んでおりました。勤め先はかための会社でしたので、武道による硬派なイメージの私しか、出すことができませんでした。当時は社交ダンスへの偏見といいますか、ちょっと浮ついたイメージがありましたしね。社交ダンスを楽しんでいたことは、会社の仲間はほとんど知らなかったのです。

でも趣味人倶楽部では、「社交ダンスが好きなバロン」で交流することができます。

私は、趣味人倶楽部によって、二つの人生を送ることができています。

本名での人生では、定年退職後の延長にある、年金生活者としての私。

趣味人倶楽部「バロン」の人生では、これまでとは異なる世界で、別人格、生まれ変わった人間として生きられるのです。

 

趣味人倶楽部は、会社卒業後、自分を育ててくれた場所。

ー確かに、趣味人倶楽部は、匿名性だからこそ、これまで出せなかった自分を思いっきり自由に出すことができるSNSですね。最後に、バロンさんにとって「趣味人倶楽部」は何でしょうか?

趣味人倶楽部は、会社卒業後の自分を育ててくれた場所です。趣味人倶楽部に入ったことで、これまで行ったことのない場所に行くことができました。やったことのない経験ができました。

私ぐらいの年齢になると、寝たきりだったり、なくなっている方もいらっしゃいます。「今日はこのオフ会がある」と思うと、外にでる意欲が湧きます。行動しようと思えます。その行動を重ねていくうちに、自然と自身の成長につながります。

これからも、趣味人倶楽部で新しいことに挑戦していきたいと思います。

ーまた新しいバロンさんのお話をお伺いできるのが楽しみです。本日はありがとうございました!

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